プレハブ建屋で実験結果、屋根表面温度が急降下し、更に室温が低下しました。
「熱交換塗料ネオコート」では、日射反射率が支配する上昇温度の関係より低い上昇温度を示した。
すなわち、太陽熱高反射塗料で「熱交換塗料」と同じ温度上昇(57.3℃)に止めるには、日射反射率を31.6%まで向上させなければ同様の効果は得られない。
この「熱交換塗料」の日射反射率は26.6%であるため、日射反射率の5%に相当する温度上昇の抑制効果が確認できた。
■大阪地区:某大手食品メーカー 冷蔵倉庫(二重折板屋根W折板) ■熱交換塗料塗付面積:1500㎡
2006年3月施工 | 単位:Kwh | |||||||||
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 合計 | 04年度比 | 05年度比 | 06年度比 | |
2004 | 43,200 | 56,000 | 81,600 | 109,200 | 113,900 | 90,500 | 494,400 | 100% | 98% | 115% |
2005 | 40,900 | 56,300 | 88,200 | 93,100 | 126,900 | 100,200 | 505,600 | 102% | 100% | 118% |
2006 | 27,300 | 55,400 | 79,200 | 89,700 | 105,900 | 70,900 | 428,400 | 87% | 85% | 100% |
2007 | 28,800 | 52,200 | 74,600 | 100,300 | 106,700 | 97,500 | 460,100 | 93% | 91% | 107% |
2008 | 27,400 | 52,900 | 69,600 | 96,200 | 95,300 | 76,400 | 417,800 | 85% | 83% | 98% |
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12:00にはM棟、C棟の熱交換塗料塗装の有無の差が2.5℃あらわれ、熱交換塗料塗装の効果が発揮されている。 | 14:30には外気温がピークとなり、室温も上昇するが、熱交換塗料塗装の有無の差は2.3℃保たれている。 | 16:00には冷風がONになっているが、M棟の室温は外気と同じまで高くなり、M棟、C棟の室温差は2.4℃となっている。 |
工場建屋は屋根壁ともにスレート葺き。天井高さが12mあり、スポット空調。フォークリフトの出入りがあり、開口部は解放。未塗装建屋との室温差は2.3~2.5℃、外気差は2.4~2.9℃あった。 |
100W白熱灯を缶内に挿入 ■温度計上部:塗装面温度(蓋面)を計測 ■温度計下部:缶内の空気中温度を計測
開始直後
■未塗装【表面温度27.8℃:空中温度28.8℃】
■熱交換塗料【表面温度27.3℃:空中温度27.9℃】
開始2分後
■未塗装【表面温度36.8℃、空中温度40.4度】
■熱交換塗料【表面温度33.6度、空気中温度35.5度】
⇒結果、表面温度3.2℃、空気中温度4.9℃の差が出ました。